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村上春樹と二十一世紀

目次

はじめに  編者
論文編
 第Ⅰ章 長編小説の世界
  暴力を見ること×暴力を語ること――村上春樹『海辺のカフカ』の世界/野中潤
  補完されるテクスト/招喚するテクスト――『アフターダーク』をめぐって/木村友彦
  村上春樹の西海岸文脈――全共闘運動から『アフターダーク』へ/矢野利裕
  未来を語る物語――村上春樹『1Q84』と舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』/石川治樹
  村上春樹『1Q84』と よしもとばなな『サーカスナイト』――「産むこと」をめぐって/早川香世
  偶然と相似――村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を中心に/大川武司
  読者による喪失体験からの回復と危機の隠蔽
   ――村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の受容をめぐる研究/田村謙典
  村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』における物語化の暴力性
   ――「唐突すぎる」切断/接続と連鎖する「選択」/山田夏樹
 第Ⅱ章 短編小説の世界
  カタストロフのあとを生きる――『神の子どもたちはみな踊る』と『風の谷のナウシカ』/齋藤祐
  「バースデイ・ガール」――「個」を損なう物語の在りか/深津謙一郎
  「品川猿」論――「名札」は「蓋をして」「押入の奥」に「押し込」まれていた/駒ヶ嶺泰暁
  連作短篇集『女のいない男たち』論――ワインをのむ女たちと、谷村がかたる三つの物語/平野芳信
 第Ⅲ章 村上春樹作品の文化論的可能性
  ユニクロと村上春樹/藤崎央嗣
  村上春樹作品における少女と「暴力性」/戴暁晨
  テクストから書物へ――モノ/現象としての村上春樹/長谷川達哉
  死者と可能世界――村上春樹の一九九五年/『あの花』の二〇一一年/千田洋幸
  巻き込まれる男たち――村上春樹作品における〈成長すること〉の意味/宇佐美毅

研究史編
  『アフターダーク』 /矢野利裕
  『海辺のカフカ』/野中潤
  『1Q84』/早川香世
  『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』/山田夏樹
  『東京奇譚集』/松井史絵
  『女のいない男たち』ほか/苗鳳科
  講演・スピーチ/藤崎央嗣
  エッセイ /鈴木さとみ
  国語教科書に掲載された村上春樹作品/駒ヶ嶺泰暁
 
執筆者紹介
 『村上春樹と一九八〇年代』『村上春樹と一九九〇年代』論文一覧
  ・本書における年月は、原則として西暦下二桁と月で表示している。

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