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危機と表象  新刊

ポップカルチャーが災厄に遭遇するとき

危機と表象
著者 千田洋幸
ジャンル 文学一般
国文学 > 近現代文学
出版年月日 2018/05/20
ISBN 9784273038168
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序  「虚構の時代」の始発と変容

 「再帰的近代とポップカルチャー」講義
  ――『セーラームーン』『ハルヒ』『ラブライブ!』と三島由紀夫――
 1 「虚構の時代」とポップカルチャーの台頭
 2 再帰的近代の到来
 3 再帰的近代における物語規範
 4 三島由紀夫の認識世界 
 5 〝身体〟というフィールドの再構築
Ⅰ 災厄と文化表象

 死者と可能世界
  ――村上春樹の一九九五年/『あの花』の二〇一一年――
 1 村上春樹と可能世界
 2 サリン事件・震災と可能世界
 3 幽霊と出会うということ
 4 二元的世界を超えて

 タイムリープの暴力
  ――『魔法少女まどか☆マギカ』と『君の名は。』――
 1 日常の一回性・交換不可能性
 2 『魔法少女まどか☆マギカ』
  ――ゲームプレイヤーとしての暁美ほむら――
 3 『君の名は。』――身体からの逃亡――

 タイムリープの転倒
  ――「時をかける少女」『ビアンカ・オーバースタディ』と筒井康隆の少女表象――
 1 「時をかける少女」
  ――交換可能な時間/不可能な時間の葛藤――
 2 二つのジュブナイル――男性―父性の掌の上で――
 3 『ビアンカ・オーバースタディ』――タイムリープの転倒――

 『新世紀エヴァンゲリオン』から見通す『シン・ゴジラ』
 1 『エヴァ』の歴史的意義
 2 メタアニメとしての『エヴァ』
 3 「人間」の転倒/破壊への意志  

 生と死の狭間で歌う少女
  ――AKB48から美空ひばりへ、リン・ミンメイへ――
 1 アイドルの記憶装置としての『Show must go on』
 2 焦土に歌う美空ひばり
 3 死を呼び寄せるアイドル、リン・ミンメイ
 4 〝死の天使〟ぱるるの誕生

Ⅱ パラレルワールドを超えて
 声の分有――鈴鹿ひろ美はなぜ歌うのか―
 1 災厄のこちら側/向こう側
 2 声の分有
 3 パラレルワールドを超えて

 アニメファンの身体とその変容――『ラブライブ!』への行程――
 1 原点としての熱狂
 2 抑圧と倒錯の身体
 3 新しい身体の創造へ
     *
 ゼロ年代批評とは何だったのか――二つの災厄の「あいだ」で――
 1 批評の変容
 2 ゼロ年代批評の志向
 3 ゼロ年代から二〇一〇年代へ、その先へ

初出一覧
あとがき
索引

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