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芹沢光治良 救済の文学  新刊

芹沢光治良 救済の文学
著者 鈴木 吉維
ジャンル 国文学
国文学 > 近現代文学
出版年月日 2018/05/29
ISBN 9784273038182
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第Ⅰ部 救済の文学
 第一章 新たな結核文学の樹立
結核観の特異性/近代の結核文学/廣津柳浪
/徳冨蘆花/シュニッツラー
/トーマス・マン/横光利一/梶井基次郎
/堀辰雄/「ブルジョア」
/「明日を逐うて」/初期三部作
/芹沢の結核観/死病からの生還

 第二章 戦時下の文学――『孤絶』『離愁』『故国』の新たな解釈について
三部作に至るまで/私小説としての評価
/死を背景にした文学/石川達三「生きている兵隊」
/火野葦平『麦と兵隊』/『眠られぬ夜』
/作者の意図/若者へのメッセージ
/生死の境/孤絶の魂

 第三章 『巴里に死す』と太平洋戦争 
発表以前
/アングロサクソンからの解放/戦争回避
/背景としての神/有島武郎の影響
/一粒の麦として/自己犠牲
/連載完結/作品の背後に隠されたもの

 第四章 戦後再出発の原点――「死者との対話」を中心に「死者との対話」の意義
/和田稔と芹沢光治良/回天について
/玉砕の思想/死に向かって
/和田稔関連作品/その後の影響

 第五章 『人間の運命』にみる貧困と格差 
大河小説『人間の運命』/逆境の森次郎
/『人間の運命』の時代背景/少年期の生活実態
/青年期の生活背景/「森次郎」という生き方
/貧困と実証主義

 第六章 神シリーズと救済
祈りについて/神との接点/神シリーズに向けて
/神シリーズの社会的背景/時空間を越える
/神秘体験について/神シリーズの意義
/『神の微笑』/『神の慈愛』
/『神の計画』/『人間の幸福』
/『人間の意志』/『人間の生命』
/『大自然の夢』/『天の調べ』/遺稿
第Ⅱ部 芹沢文学とともに
二つの文学碑
『愛と死の書』の若子とは
『巴里に死す』の思い出
作家は地獄か
芹沢文学と戦後七十年
新たな価値の創造 
樹木との対話
神の水について 
祈りと救い 
父と子 
二人の恩師

 参考文献 
 初出一覧 
 あとがき 
 索引

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